コントラストテスト:シャドーとハイライトの階調をオンラインで判定・調整
モニターが静かに失敗するのはコントラストです。パネルは明るく鮮やかでも、32以下の階調を潰し、224以上を白飛びさせがちです。この無料コントラストテストはローブラック(0-32)・ローホワイト(224-255)の階調表と白黒バーを用意し、どちら側でディテールが消えるかを見せます。そのうえでOSDの明るさ・コントラストを調整しましょう。
階調表と白黒バーの読み方
ローブラックの階調表は0から32まで11段、ローホワイトは224から255まで鏡像に並びます。1段の差はわずか数コードで、まさにパネルが限界になる領域です。薄暗い部屋で健康なSDR表示なら、両端の段の大半を別々に数えられます。白黒バーは別の役割:白と黒が交互に並ぶことで、白バー周囲のグロー(IPS/VAグローやエッジ型バックライトのブルーム)、白バーの隣で黒が灰色に見えるかどうかを暴きます。
判定は実際に使う照明下で行ってください。明るいオフィスではシャドーの軽い潰れは気にならず、暗い部屋では同じ機種でも30-32が一塊になり夜シーンが濁ります。境界がどの段にあるかを記録すれば、それがこの表示の調整目標です。黒画面の均一性は黒画面テストで、段が全範囲で融着する場合はグレースケールテストでビット深度を確認します。
コントラスト調整:スタティックとダイナミック
OSDのコントラストは信号の上端(224-255をどう割り当てるか)だけを変え、明るさは実質バックライトです。実用手順:まず快適な白色輝度に明るさを合わせ、次にコントラストを上げてローホワイトで255と250が判別できる限界まで——融けたら1〜2段戻し、ローブラックを再確認します。判定前に「ダイナミックコントラスト」(DCR・自動調光)を必ずオフに。フレームごとに曲線を再マップするため階調表が呼吸し、ガンマとバンディングページで確認できるバンディングの原因にもなります。
スタティックコントラストこそが実数値で、IPS約1000:1、VA約2500-3000:1。調整で改善するのはこちらです。HDR機は別規則なのでHDRテストを、さらにプロファイル校正へはカラーキャリブレーションページへ進んでください。
よくある質問
コントラストテストとは?+
黒直上(0-32)と白直下(224-255)の細かい段と白黒バーを表示します。段が融ける場所がシャドー潰れやハイライト飛びで、バーはグローと黒の浮きを暴きます。
コントラストはいくつに設定すべき?+
ローホワイトで255と250が判別でき、ローブラックの最初の数段も残る値です。PCモニターなら70-85が多く、既定の100ではありません。明るさを先に合わせます。
スタティックとダイナミックコントラストの違いは?+
スタティックは1フレームの実比率(IPS約1000:1、VA約2500-3000:1)。ダイナミックは場面に応じてバックライトを変え、カタログ値を数百万:1に膨らませる代わりにグラデーションとテストを不安定にします。
ローブラックの段がまったく見えない場合は?+
部屋が明るい、バックライトが暗すぎる、コントラストが黒を潰している、ダイナミックコントラストが有効のいずれかです。直しても融けるならパネルのビット深度限界をグレースケールテストで確認してください。