マゼンタ画面テスト:赤と青のチャンネル、色かぶり、ドット欠けをオンライン確認
マゼンタは「存在しない色」です。赤と青のサブピクセルがフル出力し、緑が完全にオフ。光のスペクトルに対応する波長がありません。この構造ゆえに、全画面マゼンタはディスプレイが暖色系と寒色系のチャンネルをどうペアリングするかを試す容赦ない審判となり、ピンク寄りや紫寄りのドリフトは即座に露呈します。
全画面マゼンタで見るべきポイント
Fキーで全画面にし、視線をゆっくりになぞってください。欠陥は凝視より周辺視野が早く捉えます。正しいパネルなら端から端まで平らで均一な #FF00FF のはずです。緑サブピクセルはここで完全に沈黙しているべきなので、緑にちらつく、周囲より暗い・明るい、まったく変化しない点は疑わしい対象です。先にドット抜けページで死んだドットか固着ドットかを切り分けましょう。
色かぶりが残りを物語ります。マゼンタは赤と青の均等な混合なので偏りに過敏です。サーモンやオレンジ寄りは赤過多か青不足、紫寄りはその逆です。バンディングもここでは見せ場があります。緑が階調をごまかしてくれないため、縞は赤か青の経路が不均等に段階しているサインです。しかも人の目はこの色相の判定に極めて慣れているので、マゼンタが「何かおかしい」と感じたら、たいてい本当に問題があります。いじる前にグレースケールページの中立な階調と突き合わせてください。
実用的な使い方と不具合への対処
マゼンタにはパネル診断以外の顔もあります。印刷とグラフィックの世界にとっての厄介色です。印刷ではマゼンタインキを使い、デザイナーはマゼンタの縁滲みと日々戦い、純粋な #FF00FF を保てないモニターはそれに基づくすべてのブランドカラーを誤判定します。印刷業者や写真家がこのページをクイック予備チェックとして常備するのはそのためです。画面のマゼンタが白っぽく濁れば、そこからの校正紙は色がずれます。さらに、安価なパネルが経年で帯びてくる画面全体のマゼンタ寄りも暴露します。白フィールドではこの偏りが薄まってしまうのです。
対処は見えた内容に従います。全体のサーモン/紫寄りはほぼ確実に色温度か画質モードの設定です。標準/sRGBに戻すか、カラー校正ページを実行して再テスト。モードを戻しても残るバンディングは経路の問題です。良いケーブル、フルレンジRGB出力、階調を量子化するダイナミックコントラスト系のオフを試してください。確認済みのサブピクセル不良はハードで、保証条件を確認しましょう。フィールドに色かぶりではなく雲状ムラや端の光漏れが見える場合は、パネルの責と断定する前に光漏れテストで裏取りを。
よくある質問
マゼンタ画面テストとは?+
画面を純粋なマゼンタ(#FF00FF、赤と青が最大・緑オフ)で埋め、原色フィールドでは検証できない色相の上で、二次色の正確さ、赤青バランス、色かぶり、バンディング、ドット欠けを確認するテストです。
マゼンタが印刷やグラフィックと結びつくのはなぜ?+
マゼンタは4色プロセスインキの一つで、印刷やデザインに携わる人は毎日向き合います。マゼンタがピンクや紫へ寄るモニターはブランドカラーや校正紙を誤って表現します。このフィールドはそのドリフトを最速で捉える方法です。
マゼンタがオレンジ寄りや紫寄りに見えるのは何を意味しますか?+
純粋なマゼンタは赤と青の均等な混合です。オレンジやサーモン寄りは赤の過剰か青チャンネルの弱さ、紫寄りは青の過剰か赤の弱さを意味します。色温度設定か校正で直してください。画面内で寄り方が変わるならパネル自体の問題です。